ここは推したい!!関東の名城・金山城
金山城に行ってきました!そのレポート。
本当に立派で、関東に立派な城があったと感動しているぐらい…!!
新田義貞公がお迎えしてくれる。群馬県太田市は新田義貞の故郷で、かつては新田荘と呼ばれていた。ちなみに、最終的に争ってしまった足利尊氏の故郷・足利市(駅)も同じ線路で繋がっている。
金山城は1469年に岩松氏によって築城。しかし下剋上により家臣の横瀬氏(のちに由良氏)が城主となった。上杉・武田・(後)北条のごちゃごちゃした関東の争いの中で上手く独立性を保っていたが、最終的には(後)北条氏の支配下になった。で、1590年の小田原征伐で廃城。
wiki先生に聞いてみて面白いなーと思ったのは岩松氏はもともと足利氏で岩松氏の家祖が兄弟そろって父親に勘当されて姓を岩松とし、新田氏の一族としたんだとか。
徳川家康は新田一族の得川氏の子孫としていて、由良氏に家系図をくれって言ったら断ったので20石の禄高しか与えなかったんだとか。由良氏も新田一族を名乗っていたらしい。
大きな道をずんずん歩いていくと、城の入口までたどり着くのでわかりやすい。
↑史跡金山城跡ガイダンス施設。
外観がおしゃれな建物が目印。立派だけど、入館は無料なので登る前に軽く予習できる。ここでパンフレットや地図がもらえる。
予習したところでスタート!
歩いていると、分かれ道が何箇所かあって迷う…
登っていくと堀切や壕跡がちらほら
堀切って、地面を削り通れないように分断する設備なんだね、今知った。
堀切コレクション。
ちょこちょこある展望台からの眺めがすばらしい!
金山城から南関東方面の眺め。地元の人(※ここのところ山城攻めてると地元の人に話しかけられますね)の話によると、雲一つない快晴だとスカイツリーも見えるし、我が故郷神奈川の名山・大山もうっすら見えるんだとか。この日は雲がぷかぷか浮いていたので富士山すら見えませなんだ。写真だと写りが悪いけど、新宿の高層ビル群らしきものも見えた。
さらに歩くとおぉ!!わくわくするような光景が。
関東では珍しい石垣。って言ってるけど、意外とある、石垣のあるお城。
ここをわたるとまた展望台。
今度は北方面。薄い青色した山が赤城山。その奥が榛名山。榛名山の麓あたりに行こうとしていた箕輪城がある。
さらに進み、ふと振り返ると
石垣が!
ゴールは間近。月ノ池。
石垣でできたお池。
ゴール\(´▽`)/
本当に立派な石垣!関東が誇っていい城だと思ったよ。
太田道灌も感心したらしい。
岩村城を彷彿とさせる、石垣が立派な城跡でした。もっとPRすれば良いのにー!
こう見ると六段の石垣みたい。
ながめ
左側の山みたいなのと、木で隠れているあたりにもう一つ山があって、大八王子山・小八王子山と言うだとか。ふむ。
城跡を上からみるとこんな感じ。
月があるなら、太陽もあるっちゅうことで
日ノ池。
井戸があちこちにあるのに、例の伝説はないらしい。霧の出る山じゃないのかー。
さらにちょっと行くと、明治時代に新田義貞とその一族を祀る神社が立てられた。
新田神社という。新田神社の敷地が本丸があったところとされている。
さてさて下山~。下山するとき、来た道を戻っているはずなのに見たことが無い道に入り迷いかけたというか、完全に迷ったorzしかも登ってきた入口と違うところに出たし!山ってホント怖いわ~。そんな金山城のある金山の標高は239mとのこと。関ケ原の松尾山より低い。
降りて戻るときに金龍寺で新田義貞の墓参り。
そういえば、分倍河原駅に新田義貞の騎馬像があるそうで、いつか見に行ってみよう。
昔(今もだけど)、太平記にすごくハマってたんだよな~。懐かしい。
ランチ
と、いうわけで、世田谷から思っていたことだけど、あんまり有名じゃないけど、地方の武将を調べるの、面白そうだなって思った。
地元にもいるらしいんだけど、いずれだな。