東大寺要録に載るお寺を巡る-元興寺編-

大安寺から元興寺へ!

大安寺のバス停から県庁前まで行ってくれるありがたいバスに乗れたので、その前に腹ごしらえしよう。 

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ランチタイム!ことりっぷに載ってるカフェを選んでみたら、やっぱり混んでる。美味しかったです。 #奈良散歩2016 

ことりっぷ 奈良・飛鳥 (旅行ガイド)

ことりっぷ 奈良・飛鳥 (旅行ガイド)

 

 ことりっぷに載っているお店から選んでみた。11時台だからそんなに混んでないだろうと思ってたけど、さすがですね!混んでました。諦めようかと思ったらお掛けになってお待ちくださいと言われたけど、その甲斐があるくらい美味しかった!体に良さそう♪

いよいよ元興寺へ。

元興寺東門
元興寺東門 posted by (C)青衣

ここのお寺、面白い。色々と。

元興寺はもともと飛鳥にあった法興寺(飛鳥寺)を起源とする。ん?飛鳥寺?今も飛鳥にあるような…。

調べてみると、平城京に移った方を元興寺、飛鳥に残っている方を安居院というそうで、どっちも飛鳥寺であり、法興寺。 

元興寺極楽坊本堂
元興寺極楽坊本堂 posted by (C)青衣

極楽坊本堂は鎌倉時代に建てられた国宝。

後ろ側に回ると、飛鳥時代の瓦が今でも見られる。境内にはベストビューポイントまで用意してくれている。

飛鳥の甍
飛鳥の甍 posted by (C)青衣 

 

ここの宝物館(法輪館)が面白い!

元興寺礎石跡と法輪館
元興寺礎石跡と法輪館 posted by (C)青衣

2年くらい前に東京国立博物館で展示された五重小塔[国宝]だけではなく、南北朝室町時代に魔除けとして使われた物忌札が展示してある。物忌札とは魔除けとして使われ、死人が出た家に突き刺すのだそう。札に書かれているのは『九九八十一二十七九八』(二十七九八は逆さまに書いてある)で『急急如律令』と読むのだそう。これ、なんかキョンシーがでこにこんな字が書かれた札を付けてなかった!?ってことで面白かったです。

飛鳥時代にこの寺に現れた元興寺(ガゴゼ)という妖怪の所縁の地でもある。

蛙石
蛙石 posted by (C)青衣

かつては大坂城にあった。殺生石だったそうで、淀殿の霊がこもっているとされている。縁あってこの寺にたどりついたんだそうな。ふむ、蛙に見えなくもない。

元興寺周辺は奈良町と呼ばれていて、散歩するのにも楽しいところ。予定があったからのんびりできなかったけど。

ここに来なければ一生後悔してたかもしれない。↓

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